おつまみレシピ

新潟の冬の定番!いくらとおろしなます(1月5日)

いくらは醤油漬けより塩漬け派、酒飲み母さんfj(@sake_mama)です。
お正月料理の定番「なます」。大根と人参を細切りにした紅白なますが一般的かと思います。新潟の実家や親戚の家では、大根おろしで作ったなますが登場していました。甘さ控えめで、さっぱりといただける。火を通しているのでお腹にも優しい。いくらをのせれば立派なおつまみに。実は万能なメニューなんです。

「おろしなます」と材料と分量

珍しく計量しました。1日で食べ切るなら半量でいいかと思います。

  • 大根 おろした状態で400g
  • 酢 大さじ4
  • 酒 大さじ2
  • 砂糖 小さじ2
  • 塩 1つまみ

「おろしなます」の作り方

大根の皮を剥いてすりおろします。
小鍋に大根おろし、酒、酢を入れて火にかけます。
灰汁を取りつつ、アルコールが飛んだら、砂糖を加えて溶かし、塩少々で味を整えます。味見をしてみて「酸がツンと喉に残る」くらいの酸味のところで火を止めます。冷蔵庫で味をなじませると、酸味が飛んでまろやかな味わいになります。
冷えたら、器に盛っていくらをのせてできあがり。醤油をほんの数滴垂らしても美味しいです。

ほかに、塩辛や酒盗など、味が濃い目のものがよく合います。うずらの卵を割って、醤油をかけてもいいおつまみに。口の中がさっぱりするので、濃い味のおかずを食べた後や、お酒を変えたい時のお口直しにもぴったり。コレを傍らに置いて飲む日本酒はたまりません。

「おろしなます」のアレンジメニュー

【うち豆のおろしなます】
北陸地方でよく食べられている「うち豆」。青豆を乾燥させて潰した乾物を、別鍋で茹でておろしなますに合わせます。

沸騰したお湯で3分ほど茹でます。かなり灰汁が出るので取り除いて。茹で上がったらざるに取り、剥がれた皮を取り除きます。そのままでもいいんですが、ないほうが食感がいいです。

滑らかなおろしのなますに、食べ応えのある豆の食感が加わってまた乙。箸休めにちょうど良い一品です。胃もたれ防止にも良い気がします。酒飲みの味方。

当ブログで何度か登場している「うち豆」。わが家の食卓になくてはならい食材で、週に一度は大根とともに味噌汁に入れます。煮物に入れても良し。残念ながら関東ではあまり見かけません。新潟食材が豊富な御徒町のスーパー「吉池」では毎回のように陳列されています。お近くの方はぜひ一度手にとってみてください。

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