疲労回復効果があるとされるビタミンB1が豊富に含まれている豚肉は、夏バテ防止にぴったり。そんな豚肉のバラ肉ブロックに塩をすり込んで1日寝かせるだけで、焼く・煮る・蒸すなどいろいろな料理に展開できる「塩豚」ができあがります。脂の甘みや旨みが凝縮したお肉は絶品。今回はシンプルにごま油で焼いた一皿と、ねぎダレをかけた蒸し豚をご紹介します。お手頃な豚バラブロックが手に入ったら、ぜひ作ってみてください。
材料
<塩漬け>
- 豚バラブロック 2ピース(675g)
- 塩 大さじ2(1ピースにつき大さじ1ずつ)
<焼き豚>
- ごま油 大さじ1/2
- 黒胡椒 少々
- 柚子胡椒 お好みで
<ねぎダレ>
- ねぎ 1/2本
- 大葉 5枚
- 醤油 大さじ3 ★
- 酢 大さじ2 ★
- 酒 大さじ2 ★
- さとう 大さじ1 ★
使った道具
- 包丁&まな板
- バット
- キッチンペーパー
- ラップ
- フライパン
- トング
- 小鍋
- せいろ(または蒸し器)
- ガーゼロール(せいろ用)
蒸し豚は、せいろで30分ほど蒸して作りました。鍋に湯を張ってざるを敷いて蒸してもOK。
せいろでじっくり蒸すと豚肉が「ぷるんぷるん」の食感になってとってもおいしいのです!
「塩漬け豚」の作り方
❶1ピース(300g強)につき塩大さじ1ずつ塩をすり込む。
※上下の面、横の面にもまんべんなく塩を手で揉み込みます。
❷空気が入らないようにラップで2回包み、冷蔵庫で1日寝かせれば塩豚のできあがり。
※2〜3日漬け込んでもOKですが、お肉の塩分が濃くなるので調理のときにご調整ください。
できあがった塩漬けは、焼いたり、蒸したりのほか、野菜炒めやポトフなど、ブロックベーコンのような感覚でいろいろな料理に使えます。
【塩豚アレンジレシピ①】「焼き豚」の作り方
❶塩豚を5mm程度の厚さに切る。
❷熱したフライパンにごま油大さじ1/2をひき、切った塩豚の両面を焼く。
❸お皿に盛って黒胡椒をかけ、柚子胡椒を添えてできあがり。
表面がこんがりするくらいの焼き加減がおすすめ。柚子胡椒をちょこっとつけてどうぞ。
脂身が甘くてなんとも言えないおいしさ!ぶりんと弾力があって、食べ応えがあります。塩気は十分かとお思いますが、足りなければフライパンでの仕上げに塩をパラリとふりかけてみてください。
焼くときににんにくスライスをプラスすれば、パンチの効いた味わいに。ビールに合わせたら最高ですね♪
【塩豚アレンジレシピ②】「蒸し豚のねぎダレ」の作り方
❶鍋に湯を張り、ガーゼロールを敷いて豚肉をのせたせいろをセットする。
❷蓋をして30分ほど蒸す。
※肉の厚さや大きさによって蒸し時間は調整してください。
❸長ねぎ・大葉をみじん切りにする。
※ねぎは縦にたくさん切り込みを入れてから切ると細かくなりやすいです。
※大葉はくるっと巻いてから細切りにして、その後みじん切りにします。
❹鍋に★の材料【醤油大さじ3・酒大さじ2・酢大さじ2・さとう小さじ1】を入れて混ぜ、❸のねぎを加えて弱火にかける。
❺アルコールが飛んだら火を止めて大葉を加えて混ぜる。これでタレのできあがり。
❻蒸し終わって粗熱が取れた豚肉を薄切りにする。
❼皿に豚肉を盛りつけ、タレをかけてできあがり。
せいろで蒸した豚肉はぷるんぷるんの食感。余計な油が落ちて、脂身がたっぷりでも食べやすい味わいに。甘酸っぱい香味ダレとの相性も抜群です。温かいままでもおいしいですが、冷蔵庫で冷やして「冷しゃぶ」のように食べてもおいしいですよ。
一度作れば何度もおいしい「塩豚」。夏のスタミナ補強にぜひ作ってみてください!
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