おつまみレシピ

春の山菜!新潟の母から教わったこごみのごま和え

ほろ苦さとシャキッとした食感の楽しい、春の山菜「こごみ」。アクがないので下処理をせずに手軽に調理できるのも魅力の一つ。そんな「こごみ」を使って、シンプルなごま和えを作りました。新潟の母に教わった、私にとっては「おふくろの味」です。ごまの香りが香ばしく、砂糖と味噌、醤油を少し加えて甘塩っぱい味付けに。日本酒が進む一品に仕上がりました。

「こごみのごま和え」の材料

  • こごみ 6〜8本
  • 白ごま 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1
  • 味噌 小さじ1/2
  • 醤油 小さじ1/2
  • 塩 少々(茹でる用)

▼「こごみのごま和え」に使った道具

▼電動ごますり器が1つあると便利です。

「こごみのごま和え」の作り方

❶こごみを水でよく洗う。
※くるっと巻かれた部分にある汚れをよく落とします。

❷こごみの根元の茶色くなっている部分を落としておく。

❸鍋で湯を沸かして塩を1つまみ加え、こごみを入れて再沸騰してから1〜2分茹で、冷水に取る。
(茹でている写真がなくてすみません。)

❹粗熱が取れたら、こごみを3〜4㎝に切る。

❺すり鉢で白ごまをする。
※「プチプチッ」というごまが潰れる音が少なくなったらOKです。

❻すったごまに、砂糖小さじ1、味噌小さじ1/2、醤油小さじ1/2を加えてヘラで混ぜる。

❼❻に切ったこごみを加え、和えてできあがり。

すりたてのごまが香ばしいうちにいただくのもおいしいですが、1時間ほど冷蔵庫で寝かせて味がなじんだところをいただくのも乙。茎の部分は「ザクッ」という歯ごたえを残して茹でるのが個人的なおすすめです。お好みでどうぞ。すり鉢がなければ、市販のすりごまを使って手軽に作っても◎ ほろ苦くて香りの良い春の味を、旬のうちにぜひお楽しみください!

「こごみのごま和え」に合わせたお酒

新潟県小千谷市、高の井酒造「たかの井 無糖化ワンカップ」
蔵名を冠した「たかの井」のほか、雪国であることを活かした「雪中貯蔵酒」や、取扱店限定の「田友」などで知られる酒造です。こちらのワンカップは、「軽快辛口」を謳っている通り、雪国らしい飲み口軽やかな辛口酒です。

越後杜氏伝統の術で醸す渾身の辛口酒です。晩酌酒として飽きのこない味を追求しました。

「高の井酒造」公式サイトより

「とても澄んでいてキレイ」というのが第一印象。柔らかな甘さが広がって、最後はスッキリキリリと締めてくれます。冷酒で飲んだのですが、スイスイ飲めてあっという間になくなりました。
こごみのほろ苦さ、繊細な春の味をそっと包んで運んでくれる、辛口だけど優しいお酒でした。おいしい!
こちらの4合瓶は、年に1回新潟県で行われている(現在はコロナ感染拡大のため中止)「新潟酒の陣」という日本最大の日本酒イベントでもよく購入していました。やはり好きな酒は何度飲んでも好きですね。
おいしい食中酒をお探しの方におすすめです。

▼「新潟ワンカップ」を楽しむならこちら。セットでお得です。

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